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一般社団法人応援カレンダープロジェクト「12人の絵本作家が描く応援カレンダー」様からご寄付を頂きました。
心から感謝申し上げます。

2011年3月11日に起きた東日本大震災から12年目の春、原発事故による多岐にわたる問題を抱えながら今年もその日は刻まれていきました。

2011年5月、未曾有の事態への危機感や思いをともにする仲間たちが集まり、NPO『はっぴーあいらんど☆ネットワーク』がスタートしました。年々変化する震災後の課題に向き合い、様々な活動を展開してきましたが、世界を直撃したコロナ禍のなかで、私たちが大事にしてきた「人と人が集う」ことが制限され、多くの場が奪われております。リモートでの情報発信、感染対策を行った中での健康相談会、ワークショップなど、工夫をしながら活動の場を継続しておりますが、収まらないコロナ禍、さらにロシアによるウクライナ侵攻も起こり、福島で起きた原発事故に対する社会的関心は益々低下してきています。しかし私たちは、現在起こっていること、未来に起こることを考えるためにも、今も続く原発事故の問題を置き去りにしてはならないと強く感じています。 時とともに活動への寄付も集まりにくくなる中、「応援カレンダープロジェクト」の助成対象に選んでいただいたこと、そして多くの皆様の支援があって活動を継続することができます。

この場を借りまして心から感謝申し上げます。
お寄せいただきましたご寄付は今後の活動に大切に使わせて頂きます。

人と人が繋がり、ともに考え、思いを共有できる場づくりに、健康相談会や保養プロジェクトなど、福島に住み続ける人々にとって選択肢として必要である機会を、つくりだす活動を今後も行って参ります。

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