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原発事故事故避難者に国連の「指導原則」に則った人権保護を!

【いちいちカウンター】
考えつづけること、問いつづけること、おかしいと言いつづけること、 面倒でもやめずにいきましょう。 私たちの社会を私たちが投げ出さないために。 権利と尊厳を踏みにじる波状攻撃に、その都度向き合うことは疲れますが、 「言ったもん勝ち」にさせないよう、おかしい、間違っている、といちいち表現して残していくことが大事だと感じています。 そういう作業を、この【いちいちカウンター】というコーナーでしていきたいと思います。 気取らず、ゆるい、少人数のおしゃべりです。

いちいちカウンター#
原発事故事故避難者に国連の「指導原則」に則った人権保護を!
日時 2022年10月12日(水) 20:00~22:00 Youtubeライブ配信


ゲスト:森松明希子
出演:鈴木真理・千葉由美・種市靖行

2022年10月7日 
日本記者クラブにて東京電力福島第一原発事故により避難を余儀なくされた避難民の調査のため来日している国連の国内避難民人権特別報告者のセシリア・ヒメネス=ダマリーさんが、調査終了報告書(初期考察)について会見が行われた。初期考察では「避難民は強制避難か自主避難かを問わず全員が国内避難民であり、他の日本国民と同等の権利権限を有する」と明記。「支援や援助を受ける上での区別は取り除くべきである」とした。
全体報告については、2023年6月の国連人権委員会で報告される予定。(日本記者クラブより抜粋)
詳細:https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/36392/report
会見動画:https://youtu.be/B_yPIAozTLY

森松明希子さんは今回の記者会見を受け、下記のような見解を述べています
すごく報われたような気持ちにもなりました。国内避難民の権利(人権)について、さらなる確信を持つことの出来る素晴らしいダマリー特別報告者の記者会見だったと思います。すべての国内避難民が心から励まされたと思います。それと同時に、避難せずとどまる人々、避難先から帰還の選択をしたすべての人にとっても、本当に基本的人権が尊重されることの重要性を何度も繰り返し強調してくださったこと、本当に素晴らしいご報告と記者会見だったと思います。この会見やこれから出る公式レポートを、日本の社会がどう活かしていくことができるかにかかっている、と私は思います。国内避難民の人権に関する特別報告者の訪日調査の実現にご尽力くださったすべての皆さまに心から感謝申し上げます。引き続き、すべての人々の基本的人権が尊重される社会を築いていけますように。。。一人でも多くの日本の皆さまに、国内避難民の存在と現状を知ってほしいと心から願っています。

今回のいちいちカウンターでは母子で大阪へ「自力避難」している森松明希子さんをゲストに国内避難民人権特別報告者のセシリア・ヒメネス=ダマリーさんの調査終了報告書について、お話をしていきたいと思います。

調査終了報告書最終版
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/jnpc-prd-public-oregon/files/2022/10/6abac0b3-3d87-4329-83e6-764089eca3a7.pdf

討論の様子はインターネットで配信します。 視聴者の皆さんからの質問やご意見もYoutubeチャット欄にて取り上げていきます。
20:00になりましたら下記をクリックして、ご視聴ください。

<ゲストプロフィール>

ゲスト:森松明希子(もりまつ・あきこ)
2011年3月11日、福島県郡山市在住中に 東日本大震災に被災、0歳と3歳の2児を連れて同年5月に大阪市へ母子避難。 原発賠償関西訴訟原告団代表・原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表を務める。
また、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰、 国連や国会などで 精力的に避難者の声を発し続けている。
2018年3月19日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ(http://goo.gl/Y7z72s
帰国後、7月11日、参議院東日本大震災復興特別委員会にて参考人として陳述http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/196/0152/19607110152006.pdf)。
2019年10月31日「黒田裕子賞」受賞。  著書:『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』
https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/catalog/list.jsp?Free=%90%58%8F%BC%96%BE%8A%F3%8E%71
『母子避難、心の軌跡 』 <http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/0676.html>(2013年・かもがわ出版) 共著:『3.11避難者の声〜当事者自身がアーカイブ〜』(2017年・サンドリ)、
『red kimono 福島原子力発電所事故からの避難者たちによるスピーチ、手紙、そして避難手記 ・ A speech,letters and memoirsby evacuees from Fukushima 』(2015年・サンドリ)

問い合わせ
happy.island311@gmail.com   090-5237-4312(スズキ)




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