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「県民健康調査から見る・・福島」

シリーズ「〈仕方なし復興〉に抗って風を起こす」第0弾開催のお知らせです。
今回のシリーズのスタートとして種市先生をお迎えし県民健康調査の現状から福島に住む私たちが知っておくべき事など伺います。
種市先生は毎月開催している健康相談会の担当医師としてNPOはっぴーあいらんど☆ネットワークの活動をサポート頂いてます。
是非、足をお運びくださいませ。

日時:2020年2月21日(金)18:00-21:00
場所須賀川市市民交流センターtette ルーム3-1
〒962-0845 福島県須賀川市中町 4-1
講師:種市靖行
参加費:500円(運営費・資料代)*高校生以下無料

 

2020年3月で、東日本大震災から10年目の年を迎えます。
帰還政策はどんどん進められ、ついに3月には双葉町の一部で避難指示が解除される予定です。帰還困難区域としては、原発事故後はじめての避難指示解除となります。
『復興五輪』も開催されます。聖火リレーは、原発事故対応の拠点であったJヴィレッジからスタートします。
県をあげての目玉政策である『イノベーション・コースト構想』は、復興の担い手として子どもたちを巻き込みながら推し進められています。
これらの「明るい」ニュースを横目に、まわりに耳をすませば、「仕方ない、仕方ない」の声があちらこちらから聞こえてきます。これらの「明るい」ニュースの裏で、何か置き去りにされていないでしょうか。見えなくさせられていないでしょうか。諦めさせられていないでしょうか。
政治学者の丸山真男さんは、「現実だから仕方がない」と諦めて傍観する「現実主義者」のあり方に疑問を呈しながら、日本の民主主義は〈仕方なしデモクラシー〉であると痛烈に批判しました。
いま私たちがこの復興の動きに名前をつけるとしたら……〈仕方なし復興〉と呼びたい。そして、せめて抗った爪痕を遺し、次の10年を諦めの結果の産物とするのではなく、私たち自身がつくっていく一歩を踏み出したいのです。

そのヒントを探して、いまお話を聴きたい方々の講演と、参加者との対話の会を、年間通して開催します。

【お申込み方法】
下記フォームより申し込みください
申し込みフォーム

【お問い合わせ】
mail to happy.island311@gmail.com
電話  090-5237-4312

講師プロフィール|たねいちやすゆき

震災時には郡山市で整形外科診療所を開業していたが、翌年に診療所を閉院し妻子を移住させた。
その後、須賀川市の池田記念病院で整形外科診療を行いつつ、甲状腺超音波検査者資格取得し子供達を中心として甲状腺検査を開始。
平成26年12月に石川県に移住したが、その後も毎月郡山市にて甲状腺検診を行いながら、住民の健康相談も行っている。

*********アクセス***********
須賀川市民交流センターtette
〒962-0845 福島県須賀川市中町 4-1

駐車場駐車場について
tetteの駐車場は2時間まで無料、その後1時間ごとに300円の駐車料金が掛かります。そのため須賀川市役所への駐車をお勧めしております。
駐車券を持参、お帰りの際1階インフォメーションにて無料処置をしてください。
市役所からtetteまでの行き方が分からない方は⇒市役所からtetteまで
バス 須賀川駅から徒歩20分 電車
須賀川駅から循環バスを利用できます(100円)
須賀川中町で降車
時刻表

 

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