BLOG

勉強会の案内

日程: 2024年2月16日(金)
時間: 18:00-20:00
会場参加:桑野協立病院多目的ホール(郡山市島2丁目9-18)
※ 会場での参加を希望される方は、事前に参加登録をお願いします。
オンライン参加:参加者の皆さんへZOOMリンクをお送りいたします。
※ 聞き手として参加することも可能です。
申し込み方法:参加を希望される方は、会場参加かオンライン参加を記載の上、下記までメールでお申し込みください。
happy.island311@gmail.com
 問い合わせ:090-5237-4312 (すずき)


勉強会の概要

武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」
原発事故後の12年間、我々は何を見落としてきたのか?武谷三男の1957年の著作「原水爆実験」からの教えを、今の議論と照らし合わせながら学んでいきます。

原水爆実験
Ⅶ:「許容量」か「警告量」かについて
最大許容量の変化/職業人と一般人/レントゲンという単位/細胞と放射線/人間の身体の中の細胞にたいしては/レントゲンを扱う医者たち/寿命がちぢまる/白血病/天然の放射線/突然変異はすべて有害である/全体的に見た場合には/二百万人のカタワ/許容量でなく、警告量

「職業人と一般人を区別する理由」p.145
「放射線はできるだけ受けないということが原則」p.157
「個人の苦悩をまず第一に考えるのか、全体としての集団というものを考えるのか」p.163


参加費: 無料


サポート:八巻俊憲

所属学会等: 科学技術社会論学会,日本科学史学会,化学史学会、日本産業技術史学会、日本物理教育学会東北支部、原子力市民委員会(CCNE)福島原発事故部会,武谷三男史料研究会
詳細⇒プロフィール


参考

●武谷 三男(たけたに みつお、1911年(明治44年)10月2日 – 2000年(平成12年)4月22日)は、日本の理論物理学者。理学博士。三段階論、技術論で知られる。
https://ja.wikipedia.org/…/%E6%AD%A6%E8%B0%B7%E4%B8%89…

●原水爆実験 武谷三男 岩波新書 1957年
Ⅰ:どう行われてきたか Ⅱ:どう考えたらよいか Ⅲ:どのようにして探知するか Ⅳ:「死の灰」はつくられる Ⅴ:汚される地球 Ⅵ:汚される食物 Ⅶ:「許容量」か「警告量」か Ⅷ:リビー博士批判 Ⅸ:原水爆の構造と理論 A原爆とはどういうものか B水爆とはどういうものか 換算表 あとがき

●時代背景
1945年 米国、原爆を実戦に使用
1946年 米国、原子力法成立、国連に原子力管理の「バルーク案」を提出
1947年 ソ連、国連に「グロムイコ案」を提出
1948年 仏、原子炉を開発
1949年 ソ連、原爆実験
1950年 朝鮮戦争
      米国、水爆開発へ
1952年 米国、水爆実験
      英国、原爆実験
      諾威、原子炉の運転開始
1953年 ソ連、水爆実験
1954年 日本、原子炉予算が国会で可決
      米国、ニュールック戦略を採用、オッペンハイマーが追放
      米国、ビキニ沖水爆実験により、第五福竜丸が被曝
1955年 ラッセル声明
      ソ連、水爆を実用化
1956年 米国、水爆を実用化


過去の勉強会は
はっぴーあいらんどYouTubeチャンネルからご覧ください
https://www.youtube.com/@user-nz8nd8bx9g

前の記事: