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はぴふぇす☆ライブトークカフェ2019
ライブトークテーマは「私たちの願い」
☆開催日・開催時間☆
11月2日(土)
13:30~16:30
会場:ルーム 1-1

11月3日(日)
午前の部 10:00~12:00
会場:ルーム 1-1
午後の部 14:00~16:00
会場:ルーム 1-1

原発事故から8年が経った今、問題はどんどん増えて深刻化しています。
2020年の東京オリンピック開催は、「福島が見事に復興を遂げたことを世界に発信するための絶好のチャンス」とされていますが、それを喜ぶ社会の中で目立たなくなってしまったところには、「自分たちは見捨てられ、切り捨てられた」と悲しむ人々がいます。
県民健康調査による小児甲状腺ガンの増加について「原発事故との関連は認められない」とする無責任な大人たちの足跡は、未来にどのような影響を与えるのでしょうか。
私たちが今立っているところは、どのように向き合うかによって未来が大きく左右されてしまうという、歴史の中のとても大事な一場面です。

「復興」というポジティブなイメージにより事故の実態は分かりづらくなり、被曝の影響があるのかどうかといった意見の「分断」を生んでいます。しかし、原点に返ってみれば、事故がなければこの「分断」も「分断」について悩むこともなかったはずです。
また、原発事故という未曾有の大事態が続いている中では、結論を出せないことも多くあります。だからこそなおさら、「思い」や「感情」だけではない実態を見つめ続ける必要があるのではないでしょうか。

深刻化するこの「分断」を、私たちはどうやったら乗り越えていけるのか。
その方法を必死に模索する中で思うことは、静寂に身を置き「私が心から願うことは?」とそれぞれが自分に問いかけてみれば、帰ってくる答えはとてもシンプルなものなのではないか、ということです。
ひとりひとりの生き方は多様であり、考え方が違っているのは当たり前ですが、このことについては誰もが同じという「共通の願い」がきっとあるはず。
例えば、「戦争のない平和な世の中」「不安を持たずに安心して暮らせる社会」など、誰もが抱く「共通の願い」。
「目の前」から「未来」へ、「私」から「社会」へと視野を広げ、その願いを叶えるためにはどうしたらいいのかを共に考えることができたなら、私たちはつながり、しっかりと現実に向き合っていけるのではないか・・・。

「誰もが心に抱くシンプルな願いを見つめ、冷静になって立て直すことを続けていこう」というのが今年のチャレンジです。
とても複雑になっているからこそシンプルに、全体的な構図を見つめ、この社会全体が、自分の意思とは別の、誰かが意図する方向へと迷い込んでいかないように、今を一緒に見つめてみませんか?

老若男女を問わず、全国から、そして国外からも、平和を願う市民が一堂に会し、歌い、踊り、語り、つながり、情報を共有することのできる「はっぴーあいらんど☆フェスティバル」は、私たちにとって、とても大切なイベントです。
その中でも重要な部門と位置付けて行っている「ライブトークカフェ」は、普段は話すことが難しいとされていることを声に出せる参加型の対話の場です。今年は、総合モデレーターの影浦峡さんにご協力をいただいて年間を通して行って来た「リテラシーワークショップ」とのコラボ企画として開催します。一般の方々にも広く参加していただいてテーブルトークを行いますので、是非ともその場に加わっていただき、大切な思いを共有させていただけることを願っています。堅苦しい会ではなく、心がほどける場になるよう、お茶とお菓子を用意して話しやすい雰囲気づくりを心がけます。みなさんの参加をお待ちしています。

*総合モデレーター*
影浦峡さん

東京大学大学院教育研究科教授
東京大学教育学部・マンチェスター大学科学技術研究所卒、博士(PhD)。
現在、東京大学大学院教育学研究科教授、所属は図書館情報学研究室、専門は 言語とメディア。
著書に『信頼の条件:原発事故をめぐる言葉』(岩波科学ラ イブラリー)『3.11 後の放射能「安全」報道を読み解く 社会情報リテラシー 実践講座』(現代企画室)など。オンラインの翻訳支援、『みんなの翻訳』プロ ジェクトを中心となって運営している。

*進行*
おしどりケンさん

(写真はおしどりマコケンさん)
大阪生まれ、夫婦音曲漫才「おしどり」の針金担当。 横山ホットブラザーズ、横山マコトの弟子。 (社)漫才協会会員。(社)落語協会会員。 パントマイムや針金やテルミンをあやつる。 マコと出会い、ぞっこんになり、芸人に。 パントマイムダンサーとしてヨーロッパの劇場をまわる。

*ゲストスピーカー*
おしどりマコさん
1975年兵庫県神戸市生まれ。兵庫県立長田高校卒業、鳥取大学医学部生命科学科に進学するも、阪神大震災を機に、2年後に中退。アコーディオン流しを経て、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属(選挙のため2018年9月からは一旦事務所を離脱)。おしどりケンと夫婦漫才「おしどり」として活動。一般社団法人落語協会会員、一般社団法人漫才協会会員。2011年3月の東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故後、記者として取材を始める。東京電力記者会見取材回数最多。様々な省庁、地方自治体の会見、議会、検討会、学会、シンポジウムを取材。また現地にも頻繁に足を運び取材、様々な媒体で公開。2016年12月第22回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞。2019年参議院議員選挙で立憲民主党比例区公認候補だったが当選はならなかった。

種市靖行さん

医師。震災時には郡山市で整形外科診療所を開業していたが、翌年に診療所を閉院し妻子を移住させた。
その後、須賀川市の池田記念病院で整形外科診療を行いつつ、甲状腺超音波検査者資格取得し子供達を中心として甲状腺検査を開始。
平成26年12月に石川県に移住したが、その後も毎月郡山市にて甲状腺検診を行いながら、住民の健康相談も行っている。

成井香苗さん(2日のみ)

臨床心理士。スクールカウンセラー。
白河・郡山メンタルサポートを開業。
2012年11月~2019年7月 県民健康調査検討委員会委員。
東日本大震災・原発事故災害を機に、NPO法人ハートフルハート未来を育む会を立ち上げ、特に児童生徒や親子の心のケア、地域住民の絆の再生、支援者をサポートするなどの支援活動を行っている。

チグリ・ハーブさん

チグリ・ハーブ、歌手。セカンドアルバム「願いごと」のMVは遊舞炎舞のメンバーが出演。はぴフェスでは歌唱の他、ダイヤローグにも参加。

横山恵美さん(2日のみ)

45才/新潟県聖籠町在住。
平成16年聖籠町でよさこいチーム「Daiya」を立ち上げる。合同連光を引き継ぎ、ジャズダンスを基本とした踊りを学びながら、現在、聖籠IZANAI海祭りの運営と共に活動中。3年前よりキッズチームを立ち上げ、地元の小学生を中心にひとつになって踊る素晴らしさを伝えています。

バーケット朋生さん

コロンビア大学文化人類学部博士課程の学生です。被ばく労働、フェミニズム、脱被ばく運動、トランズジェンダー、ハーフのアイデンティティなどに触れる原発の研究をしています。
東京であらゆる差別から安全な空間作りにつとめているPURX活動や、原発事故と向き合い、身体と表現をテーマにした HITOTSUBU COLLECTIVE にも加わっています。

*はっぴーあいらんど☆ネットワーク ライブトークカフェ担当*
(スピーカー)
千葉由美

「いわきの初期被曝を追及するママの会」代表。
測定プロジェクト「TEAMママベク 子どもの環境守り隊」では子どもの環境の放射線量の測定結果をもとにいわき市に必要な対策を求め、カフェプロジェクト「ママcaféかもみーる」では子育て中の母親のコミュニティづくりをしている。「モニタリングポストの継続配置を求める市民の会」の共同代表も務める。

はっぴーあいらんど☆フェスティバル2019開催案内

 

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