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はぴふぇす☆ライブトークカフェ2018
ライブトークテーマは「私たちがこれまでに学んできたこと」
☆開催日・開催時間☆
10月27日(土)
13:00~15:30
会場:猪苗代町体験交流館【学びいな】研修室

10月28日(日)
午前の部 10:00~12:00
会場:猪苗代町体験交流館【学びいな】大ホール

午後の部 14:00~15:00
会場:猪苗代町体験交流館【学びいな】研修室

原発事故から7年7カ月が経ちました。
帰還は困難だと言われていた地域で開催される復興イベント
オリンピック開催に沸き立つようなお祝いムード
線量が低くなり安定したからと外されようとしているモニタリングポスト
陸上保管を選択肢から外し、海洋放出ありきで進められる汚染水処理方法

おかしいと思いながらも、自分が思ったところで何も変わらない
向き合うことにも疲れたし、考えるのはもう辞めよう
自分の思いとは別な方向へとどんどん進む社会の姿に傷付き、風化させてはいけないと思いながらも、複雑さを多くはらむゆえ、時間が経つほどに人々は口を噤んでしまう・・・。

私たちは今、そのような状況を目の当たりにしています。
多岐に渡る問題の数々は、向き合い続けることにも困難さを伴いますが、それでも向き合い続けなければという奮い立つこの思いは、自分の存在なきあとまでの、その先に続く未来を思えばこそのことでもあります。
心が追い付かないほどに疲れてしまった時は、羽を休めることも大切ですが、それでも感じることをやめず、考えることをやめず、未来を描いていけるように、私たちは歩みを続けていきたいと思っています。

老若男女を問わず、全国から、そして国外からも、平和を願う市民が一堂に会し、歌い、踊り、語り、つながり、情報を共有することのできる「はっぴーあいらんど☆フェスティバル」は、私たちにとって、とても大切なイベントです。
その中でも重要な部門と位置付けて行っている「ライブトークカフェ」は、参加型の対話の場です。毎年ゲストスピーカーをお呼びしつつ、一般の方々にも広く参加していただいて、テーブルトークなどを行なっています。堅苦しい会ではなく、心がほどける場になるよう、お茶とお菓子を用意して、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。
是非ともその場に加わっていただき、大切な思いを共有させていただけることを願っています。

これまで、振り返る暇もないほどに走り続けてきましたが、8回目を迎える今年、そろそろこれまでを振り返ってみてもいい頃ではないかと思うようにもなりました。
みなさんと共に歩んだこれまでの記録を形にして残すためのプロジェクトを立ち上げて、また新たな取り組みを行っているところです。
そんなチャレンジも含め、今年生みだされるものを、共に見守ってください。
今年も心を込めて「はっぴーあいらんど☆フェスティバル」を開催します。

*総合モデレーター*
【影浦峡】27日・28日

専門は言語のデカルト的使用について。東京大学大学院情報学環/教育学研究科教授。著書に『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く』(現代企画室, 2011年)、『信頼の条件』(岩波ライブラリー, 2013年)等がある。キノコ好き。

*ゲスト*
【おしどりマコ・ケン】28日のみ

マコとケンの夫婦コンビ。漫才協会•落語協会会員。東日本大震災後、随時行われている様々な会見、検討会・シンポジウムを取材。また現地にも頻繁に足を運び取材し、様々な媒体で公開している。

【和田珠輝】27日のみ

執筆家。福島第一原発事故以降、福島での取材を重ね、12年に福島の今を伝える季刊誌「ママレボ」を創刊。現在は、「女性自身」の専属記者として、原発事故や汚染の問題を中心に発信中。

【チグリハーブ】27日・28日

歌手、チグリハーブ。西会津国際芸術村にて10年間毎年コンサートに出演。オリジナル曲「願いごと」のPV撮影は福島県石川町にて撮影。

【バーケット朋生】27日・28日

コロンビア大学文化人類学部博士課程学生。
「低線量被曝と福祉:福島原発事故後、身体の肖像」というテーマで原子力産業に特化する福祉問題について研究しています。日系人やクイアとする立場から日本現代社会における問題にも関心を持っています。ジーン作りやエンパワメント講座、人々が自由に表現できる場所作りを大事にして行きたいと思っています。

【種市靖行】27日・28日

医師。震災時には郡山市で整形外科診療所を開業していたが、翌年に診療所を閉院し妻子を移住させた。
その後、須賀川市の池田記念病院で整形外科診療を行いつつ、甲状腺超音波検査者資格取得し子供達を中心として甲状腺検査を開始。
平成26年12月に石川県に移住したが、その後も毎月郡山市にて甲状腺検診を行いながら、住民の健康相談も行っている。

【吉田千亜】28日のみ

原発事故後、放射能汚染に向き合わざるを得なくなった人々の取材を続けている。 著書に「ルポ母子避難(岩波書店)」「その後の福島 なぜ原発事故は終わらないのか(人文書院)」。

【石田伸子】27日・28日

雑誌記者、NGOスタッフを経て、フリーの編集、ライター。3.11後、「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」を立ち上げ、福島県内で健康相談会などを開催。2016年より「こどけん通信」を発行している。

【横山恵美】27日・28日

新潟県聖籠町在住。
平成16年聖籠町でよさこいチーム「Daiya」を立ち上げる。 ジャズダンスを基本とした踊りを学びながら、現在、聖籠IZANAI海祭りの運営と共に活動中。2年前よりキッズチームを立ち上げ、子供たちにチームでひとつになって踊る素晴らしさを伝えています。

はっぴーあいらんど☆ネットワーク
*ライブトークカフェ担当*
【千葉由美】

いわき市在住。ママcafeかもみーる主宰。
原発事故後、コミュニティの必要性を感じ、主に子育て中の母親のための場づくりに力を注ぎ、現在も定期的に「小さなお茶会」をひらいている。また、「TEAMママベク子どもの環境守り隊」として、いわき市内の小中学校・保育所・幼稚園の放射線量の測定を行い、いわき市に必要な対策を求めながら、子どもたちの被曝防護のための取り組みも行っている。

総合モデレーターは影浦峡さんです。
様々な分野でご活躍中のゲストのみなさんには、参加者とのテーブルトークにも加わっていただき、ライブトークカフェを盛り上げていただきますぴかぴか (新しい)

おいしいお茶とお菓子をご用意して、お待ちしています揺れるハート
クローバーライブトークカフェに、どうぞご参加くださいクローバー

【運営協力・記録】郡山コミュニティ放送ココラジ

 

 

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