武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」#20

― 再び問い直す「許容量」と「安全性」 ―
第20回目となる今回は、勉強会の出発点でもあったテーマ「許容量と安全性について」に改めて立ち返ります。
武谷三男が1985年に語った回想録『思想を織る』より、184ページから始まる章を改めて読み解き原発事故後の福島と結びつけながら、今を生きる私たちにとっての意味を深く考えます。
また、当日の進行状況に応じて、その後に続く章へと読み進める可能性もあります。
「許容量」の名のもとに正当化される放射線被ばくや汚染の問題、そしてそこに潜む“安全”の論理の危うさ──。
武谷の論理を通じて、技術と人権、そして科学の責任について学び直しましょう。
テキスト 回想録『思想を織る』
【日程】2025年5月16日(金)
【時間】18:00‐20:00
【会場参加】桑野協立病院 多目的ホール(郡山市島2丁目9-18)
※会場での参加を希望される方は、事前に参加登録をお願いします。
【オンライン参加】参加者の皆さんへZOOMリンクをお送りします。
※聞き手として発言をお願いする場合があります。実名での参加に支障がある方は、あらかじめZOOM表示名をニックネーム等にご変更ください。
【申込方法】
「会場参加」または「ZOOM参加」のいずれかを明記の上、下記までご連絡ください。
📩 メール:happy.island311@gmail.com
📞 お問い合わせ:090-5237-4312(すずき)
参加費: 無料
サポート:八巻俊憲
郡山市在住 工学部卒業 元福島県立高校理科教員 科学技術社会論の立場から原子力と社会の問題に関心を持つ 武谷三男の科学技術思想研究で博士号 原子力市民委員会福島原発事故部会、武谷三男史料研究会に所属
参考
●武谷 三男(たけたに みつお、1911年(明治44年)10月2日 – 2000年(平成12年)4月22日)は、日本の理論物理学者。理学博士。三段階論、技術論で知られる。
https://ja.wikipedia.org/…/%E6%AD%A6%E8%B0%B7%E4%B8%89…
もったいないから助け合いへ

🌍フードロスを減らし、地球環境を守ろう!
「もったいないから助け合いへ」開催のお知らせ
企業や個人の皆さまからご支援いただいた食品や日用品を、感謝の気持ちを込めて格安で提供いたします。
収益は、災害支援の物資運送費や生活困窮者への食糧支援など、私たちの活動費として大切に使わせていただきます。
🗓 日時:2025年5月24日(土)・25日(日)
🕙 時間:10:00〜17:00
📍 会場:須賀川市民交流センターtette 1F でんぜんホール
福島県須賀川市中町 4-1
今回は、飲料水をはじめ多くの物資が入ってくる予定です!
掘り出し物も満載♪ ぜひお立ち寄りください。
駐車場の案内
tetteの駐車場は2時間まで無料、その後1時間ごとに300円の駐車料金が掛かります。そのため須賀川市役所駐車場をお勧めしております。駐車券を持参、お帰りの際1階インフォメーションにて無料処置をしてください。
●須賀川市役所駐車場からtetteまでの徒歩での移動動画
https://happy-island.moo.jp/blog?post_id=3335
📞 お問い合わせ:090-5237-4312
🌐 https://happy-island.moo.jp
主催:NPOはっぴーあいらんど☆ネットワーク
健康相談会と甲状腺エコー検査

日時:5月17日(土)14:00-18:00
場所:桑野協立病院 多目的ホール
(病院の敷地にある別棟の建物になります。病院内では行っていませんので御注意ください。)
〒963-8034 福島県郡山市島2丁目9-18
対象:原発事故当時40歳以下で福島県内在住の方が対象となります。
予約受付時間:14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30
予約先:メール→happy.island311@gmail.com
電話→090-7065-8196(ちば)
料金:無料
担当医師:種市靖行医師
私たちは、平成27年から放射線の不安などに対する健康相談会を、種市靖行医師・今田かおる医師らの協力により実施してきました。事故から14年経過した現在でも、放射線の影響を心配して周囲の方にも相談出来ずに一人悩んでいる方や、子どもの甲状腺がんに関しての知識、県民健康調査甲状腺検査の検査結果の考え方や、元々の検査自体の意味などもわからないで悩みを増やしている方もお見かけします。県の資格も持っている先生方へ直接ご相談できる機会ですので、遠慮なく相談ください。
なお、甲状腺エコー検査の対象年齢は、事故当時高校生以下の方が優先となります。40歳以上の方の検査に関しては、予約時にご相談ください。
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甲状腺検査は基本的には原発事故時40歳以下の方が対象で、甲状腺の精密検査の必要性の有無を確認する検査です。そのため、甲状腺疾患で治療や経過観察中の方はご遠慮ください。若年者で他で受診した検査について不安や相談したいことがある方に関しては、別途ご相談下さい。また、同様の理由で高齢で頚部の違和感など症状のある方は、県内の総合病院の受診をお勧めします。
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問い合わせ・予約
電話: 090-7065-8196(ちば)
メール:happy.island311@gmail.com
県民健康調査検討委員会を「検討」する会 – 第55回 ‐

県民健康調査検討委員会を「検討」する会 – 第55回
2025年4月28日(月)20:00~22:00
今回は、高エネルギー加速器研究機構名誉教授・理学博士の黒川眞一さんをゲストにお迎えし、県民健康調査検討委員会および甲状腺検査評価部会の現状と課題について、レギュラーメンバーとともに深く掘り下げていきます。
◆テーマ
原発事故の健康被害は「ない」という前提で進められる検討委員会の在り方を問う
― 学術的視点から紐解く“評価”の正当性とその矛盾
◆メインスピーカー
- 黒川眞一(理学博士・高エネルギー加速器研究機構 名誉教授)
- 種市靖行(医師)
お二人の対話を通して、甲状腺検査評価部会や県民健康調査検討委員会の問題点、そしてそこに潜む矛盾について考えます。
※レギュラー出演のおしどりマコ・ケンさんは後半より出演予定。今回「マコケントピック」はお休みです。
「配信は、はっぴーあいらんど☆ネットワークのYoutubeチャンネルから、ご覧ください。
チャンネル登録もよろしくお願いします!」
20:00になりましたら下記をクリックして、ご視聴ください。
〈ゲストプロフィール〉
黒川眞一|理学博士・高エネルギー加速器研究機構 名誉教授
1945年、中華人民共和国黒竜江省チチハル生まれ。1968年、東京大学物理学科卒業、73年、東京大学理学系研究科物理学専攻、単位取得退学。1974年理学博士。高エネルギー物理学研究所(現・高エネルギー加速器研究機構=KEK)入所。1998年度に完成したKEKB加速器の建設責任者を務めた。2009年にKEK定年退職。2011年、加速器分野において顕著な業績を上げた個人に欧州物理学会より贈られるロルフ・ヴィデレー賞を受賞。
〈出演者プロフィール〉
種市靖行|医師
震災時には郡山市で整形外科診療所を開業していたが、翌年に診療所を閉院し妻子を移住させた。 その後、須賀川市の病院で整形外科診療を行いつつ、甲状腺超音波検査者資格取得し、福島の子供達を主な対象として甲状腺検査を開始。 平成26年12月に石川県に移住したが、その後も毎月郡山市にて甲状腺検診を行いながら、住民の健康相談も行っている。
おしどりマコケン|芸人/記者
マコとケンの夫婦コンビ 横山ホットブラザーズ、横山マコトの弟子 ケンは大阪生まれ、パントマイムや針金やテルミンをあやつる。パントマイムダンサーとしてヨーロッパの劇場をまわる。マコと出会い、ぞっこんになり、芸人に。マコは神戸生まれ、鳥取大学医学部生命科学科を中退し、東西屋ちんどん通信社に入門。アコーディオン流しを経て芸人に。 東京電力福島第一原子力発電所事故(東日本大震災)後、東京電力の記者会見、様々な省庁、地方自治体の会見、議会・検討会・学会・シンポジウムを取材。また現地にも頻繁に足を運び取材し、その模様を様々な媒体で公開している。
【問い合わせ】
happy.island311@gmail.com 090-5237-4312(スズキ)
武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」#19

勉強会の案内
●日程: 2025年4月18日(金)
●時間: 18:00‐20:00
●会場参加:桑野協立病院多目的ホール(郡山市島2丁目9-18)
※ 会場での参加を希望される方は、事前に参加登録をお願いします。
●オンライン参加:参加者の皆さんへZOOMリンクをお送りいたします。
※ 聞き手として参加することも可能です。お名前をお呼びすることがあります。
実名での参加に支障がある場合は事前にZOOMの名前をニックネーム等に変えておいてください。
●申し込み方法:参加を希望される方は、「会場参加」または「ZOOM参加」 のどちらを希望するかを明記の上、お申し込みください。
メール申込先: happy.island311@gmail.com
お問い合わせ: 090-5237-4312(すずき)
テーマ「特権と人権」の論理
テーマ「特権と人権」の論理
2011年の原発事故以降、私たちは何を問い、どのような視点で現実と向き合うべきか。
科学者・武谷三男の思想を手がかりに、「福島」から改めて現代社会の構造を見直す勉強会も、今月で19回目を迎えます。
今回のテキストは、武谷が1985年に語った回想録『思想を織る』(朝日新聞社)の1節「科学者の心配から特権と人権の論理へ」。
「王様は裸だ」と言える論理とは何か――科学技術の進歩が利潤と国家体制に組み込まれてゆく現代において、科学者の社会的責任とはどこにあるのか。
許容量・公害・教育・医療・特権構造……、多岐にわたる実践の中で武谷が貫いたのは、「特権と人権」という対立軸から社会を捉え直す論理でした。
本勉強会では、物理学における矛盾という観点から出発しつつも、戦後日本の公害裁判、技術批判、そして現代教育問題へと拡がる武谷の社会批判の深層に迫ります。
「特権と人権」という視点が、私たち自身の現場や暮らしにどのように関わってくるのか、共に考えていきましょう。
どなたでも参加歓迎です。お気軽にご参加ください。
テキスト
参加費: 無料
サポート:八巻俊憲
郡山市在住 工学部卒業 元福島県立高校理科教員 科学技術社会論の立場から原子力と社会の問題に関心を持つ 武谷三男の科学技術思想研究で博士号 原子力市民委員会福島原発事故部会、武谷三男史料研究会に所属
参考
●武谷 三男(たけたに みつお、1911年(明治44年)10月2日 – 2000年(平成12年)4月22日)は、日本の理論物理学者。理学博士。三段階論、技術論で知られる。
https://ja.wikipedia.org/…/%E6%AD%A6%E8%B0%B7%E4%B8%89…