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勉強会の案内

日程: 2024年4月19日(金)
時間: 18:00‐20:00
会場参加:桑野協立病院多目的ホール(郡山市島2丁目9-18)
※ 会場での参加を希望される方は、事前に参加登録をお願いします。
オンライン参加:参加者の皆さんへZOOMリンクをお送りいたします。
※ 聞き手として参加することも可能です。
申し込み方法:参加を希望される方は、会場参加かオンライン参加を記載の上、下記までメールでお申し込みください。
happy.island311@gmail.com
 問い合わせ:090-5237-4312 (すずき)


勉強会の概要

武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」
原発事故からの13年間、我々は何を見落としてきたのだろうか?
「武谷三男現代論集2 核時代」からの教えを、原発事故後の福島の問題と照らし合わせながら学んでいきます。

武谷三男「科学とヒューマニズム」
『武谷三男現代論集2 核時代』120-5頁
*前半1~4を予定

テキストを読んでからご参加ください。
『武谷三男現代論集2核時代』120-5頁

1 科学の成果がその時々の権力者に都合がよいとは限らない。逆にまた権力者は科学をあくようすることもできる(120頁)。

2 健全な社会がつくられたならば、人類の幸福のために科学が追求されるようになるにちがいない‘121頁)。・科学は人類全体の財産であり、そうであることによって健全に発達しうる(122頁)。

3 御用学者による、いろいろな妨害や、意識的無意識的にまちがった調査研究や意見などが発表されるのとたたかわなければならない(122頁)。

4 その原因がその結果をたしかに生じたかということをつきとめることが問題なのではなく、その原因がその結果を生む可能性をもっていることを問題にすべきものである(123頁)。

5 社会や国家が行う犯罪の場合、その可能性において有罪とすべきであって、個々の事例の科学的なつながりが不分明であることによって責任をさけることはできないのである(123頁)。

6 放射能の影響は直ちに現れないところに、また微量の場合放射線病という直接の形であらわれないところに困難な点があり、且つまた警戒すべき点があるのである(124頁)。

7 まず有害にきまっているものを無用に許容しないことであり、・・・危険な可能性のあることは勇敢に社会に訴えることである(125頁)。


参加費: 無料


サポート:八巻俊憲

元福島県立高校理科教員
 郡山市在住 工学部卒業 元福島県立高校理科教員 科学技術社会論の立場から原子力と社会の問題に関心を持つ武谷三男の科学技術思想研究で博士号 原子力市民委員会福島原発事故部会、武谷三男史料研究会に所属


参考

●武谷 三男(たけたに みつお、1911年(明治44年)10月2日 – 2000年(平成12年)4月22日)は、日本の理論物理学者。理学博士。三段階論、技術論で知られる。
https://ja.wikipedia.org/…/%E6%AD%A6%E8%B0%B7%E4%B8%89…


武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」 全編YouTube動画

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