武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」#22
カテゴリー: ワークショップ
📢【武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」#22】
~「特権と人権」から社会の構造を見直す~
前回(第21回)は、武谷三男の語る「技術を悪用する利潤経済と戦争体制」の章において、参加者の皆さんとの白熱した議論が交わされ、予定していた「特権と人権」(194ページ)に進むことができませんでした。ですが、それこそが武谷のいう「物事を葛藤において見る」「矛盾において捉える」弁証法的な学びの営みではないでしょうか。
今回は改めて、1985年の回想録『思想を織る』194ページ「特権と人権」から読み進めます。特権構造と人権意識の対立のなかに社会の構造を読み解こうとした武谷の論理を、原発事故後の福島に生きる私たち自身の課題と重ねながら、一緒に考えていきましょう。
🗓 日時:2025年7月11日(金)18:00~20:00
🏢 会場:桑野協立病院 多目的ホール(郡山市島2丁目9−18)
💻 ZOOM参加可(後日リンク送付)
※会場参加ご希望の方は事前にご連絡ください。
※オンライン参加の方は、聞き手として発言をお願いする場合があります。実名表示に支障がある方は、表示名をニックネーム等にご変更ください。
📩申込先:
メール happy.island311@gmail.com
電話 090-5237-4312(すずき)
👥 参加費:無料
参考資料:思想を織る
🎓 サポート:八巻俊憲
郡山市在住。東北大学工学部卒。元福島県立高校理科教員。武谷三男の科学技術思想研究で博士号(東京工業大学大学院社会理工学研究科)専門は科学史・科学技術社会論。現在、原子力市民委員会福島原発事故部会及び武谷三男史料研究会等に参加
📚参考:武谷三男とは
理論物理学者・科学思想家。1911年生まれ。原子力や科学技術に対する批判的思考を展開し、「三段階論」「技術論」「科学とヒューマニズムの不可分性」などを主張。1985年に語った回想録『思想を織る』は、今日なお多くの示唆を与えています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/武谷三男
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